New Relicにおけるメモリ1GB未満のインスタンス監視時のCU課金について

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Infrastrucureのみの課金とはいえ、完全にNew Relicに依存してしまった私。
あまりNew Relicに関する情報を見かけないのですが、知名度低いのでしょうか。日本法人が最近できたようですが。

というわけで、今回はその課金に関するお話。

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ホスト数単位の課金と、CU単位の課金

New Relicでは、2種類の課金方法があります。APMではいずれかの方法を選択できますが、これを同一アカウントで混在させることはできません。またプランの混在もできません。別々のアカウントに分ければ可能です。InfrastructureはCU単位の方式のみです。
ホスト数単位の課金は、物理または仮想マシン1台ごとに課金されます。これは単純明瞭でわかりやすいので説明は省略します。
今回分かりづらいというのがCU単位の課金。これはマシンのサイズや稼働時間に応じて課金される新しい方式です。サイズとはいっても、物理的な大きさではありません。CPUのコア数とメモリを基準とした大きさです。CU単位の課金は、VPSのように1台あたりの性能が低いものや、24時間常に稼働しているわけではないものに対して有利になります。

CUはどのように算定されるか

課金に使われるCUは、CPUのコア数と物理メモリのGiB数に応じて算定されます。これに時間(hour)を乗じたものが、最終的に必要なCUとなります。
CPUのコア数に関しては、HT対応のCPUの場合はスレッド数で計算します。例えば4コア8スレッドの場合、8コア分の料金が課金されます。物理メモリのGiB数に関しては、1バイト単位で計算されます。多くの場合、実際に利用できるメモリ容量は公称値より小さくなるため、この場合はそれ相応に計算されます。

CPUのコア単位の性能は勘案されないため、コアあたりの性能が低いCPUでは料金計算上不利になります。

例を示します。とあるクラウドサービスでは、1コア/メモリ1GBのVPSを提供しています。しかし、このVPSで実質的に利用できるメモリは約983MiBでした。この場合、1コア/0.96GiBのマシンとしてみなされます。
このマシンを24時間監視した場合、(1+0.96)*24によって、約47CUが課金されます。

明細には、これを反映した47CU/日が記載されます。

メモリ1GB未満のインスタンスを監視すると

物理メモリの搭載量が1GB未満のインスタンスを監視した場合、メモリ部分に関してはそれ相応に比例計算されます。したがって、メモリ1GB未満であっても1GB分の料金が課金されるわけではありません。
CPUは1コアが最小値ですが、メモリは1GB未満であっても制約はないため、CU契約であればメモリ1GB未満のインスタンスにすることで監視料金を下げることができます。ホスト数単位での契約の場合は、料金は下がりません。