一時停止中のサーバー利用料とスナップショット

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DigitalOceanやLinodeのような海外VPS/IaaSを取り扱った後にIDCFクラウドに移行する場合は、課金システムの独自の流儀に注意する必要があります。
特に、サーバーを一時的に停止して後で再利用する場合に、止め方を間違えると大損をする場合があります。

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料金体系を整理しよう

IaaSを利用している場合、基本的に次の4つの要素の組み合わせで課金されます。

次の4つの要素が内部的に課金要素に含まれています。サーバー利用料 + ディスク利用料 + IPアドレス利用料 + 通信料

このうち、通信料に関しては完全従量制かよほど多くなければ原則として課金されません。したがって、多くの場合は前者3つが課金要素の対象となります。

サーバーを一時停止した場合の利用料に関して

サーバーを一時停止した場合の利用料に関しては、特にサーバー利用料において大きな差が発生します。停止しても稼働時同様に課金し続ける事業者と、停止中はサーバー利用料においては課金しない事業者があります。
サーバーが停止中でも、基本的にディスク利用料とIPアドレス利用料は占有し続けている都合上、課金され続けます。

停止中も課金される事業者の場合は、スナップショットを撮って削除

サーバーを停止中も課金される場合、スナップショットを取得してサーバーを削除すると課金額を抑えることが可能です。再起動するときは、そのスナップショットを使用してサーバーを作り直します。
IPアドレスは固定しているものを除き削除されるため、次にスナップショットからサーバーを立ち上げると割り当てられるIPアドレスは変化しますが、サーバー削除後はスナップショット保存料以外の料金はかかりません。
このような事業者の場合、スナップショット保存料は稼働中のディスク使用料に比べて低廉に設定されていることが多いです。実際の金額に関しては、事業者のページを見るか問い合わせて確認するようにしてください。

一部の事業者はスナップショット取得時に圧縮を行うため、結果としてスナップショット保存料がさらに低廉になることがあります。

停止中は課金されない事業者の場合は、単純に停止する

AWS、IDCFクラウドの場合は、サーバーを停止中はサーバー利用料がかかりません。したがって、一時的に利用を停止する場合は単にサーバーを停止すれば問題ありません。

ディスク利用料とIPアドレス利用料は、引き続き課金されます。

なお、スナップショットを撮る場合は課金額にご注意ください。ディスク利用料よりスナップショット保存料のほうが高額である場合があるため、前者の事業者のような操作をすると単純に高額な料金がかかるだけで無駄になることがあります。
IPアドレスは紐づいたままであるため、課金は続きますが再起動してもIPアドレスは維持されます。

IDCFクラウドの場合は、スナップショットが圧縮されないため対象ディスクの容量、もしくはそれより少し多めの容量が課金対象となります。AWSの場合、空きブロックに対しては課金されないとされています。