Coinhiveで同意を求める実装(AuthedMine)の概要と有効期間、過負荷防止実装等

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Voiced by Amazon Polly

仮想通貨(Monero)の採掘によってサイト運営者が利益を得るCoinhive。
これに関してですが、現在は利用者の同意を得る実装がデフォルトとなっています。広告の代替として開発されたものですが、とんでもない事件が発生することになってしまいました。

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AuthedMineについて

隠れて仮想通貨を採掘するという性質上、Coinhiveが多くのアドブロッカーによってブロックされたことで新たな方式が実装されました。
利用者の同意を得て実装する方式として用意されたのがAuthedMineです。

この実装では、事前に上記スクリーンショットのようなウィンドウを表示することで、仮想通貨の採掘に協力する旨を示すことができます。
https://coinhive.com/documentation/minerに記載されている実装は、デフォルトでAuthedMineとなっています。なお、旧来の実装にサイト運営者の判断で戻すことは可能です。

なお、日本においてはウェブサイト上で閲覧者に仮想通貨の採掘を行わせると逮捕や家宅捜索を受けるリスクがあります。同意を得ていない期間があったことが問題視されたという情報もありますが、現状ははっきりしません。

ウェブサイト運営者自らの判断で設置したものであり、意思に反して不正に設置されたものではないことに留意。

AuthedMineでは、不正利用を防止する観点から表示される文章を変更することはできません。

同意が有効な時間

AuthedMineによる同意は、最大で連続24時間まで有効とされています。24時間が経過した場合は、再度同意を得る必要があります。なお、後述の設定によってこれを短縮することは可能です。
また、ブラウザの変更、Cookieの削除、IPアドレスの変更を行うと時間内であっても同意が自動的に取り消されます。

閲覧者の端末への負荷を防止する設定

閲覧者の端末に負荷を掛けないようにするため、Coinhiveでは次のような設定が行えるようになっています。次の設定はその一部です。
threads: 同時処理数。デフォルト値は端末の論理コア数。
throttle: CPU使用率制限。0で無制限。1未満の任意の値を設定するとCPU使用率が1-(throttle)に制限される。
miner.didOptOut: 同意を有効とする時間。デフォルトは4時間。最大24時間。
miner.isMobile: モバイルデバイスであるかを検出し、検出した場合は採掘を見合わせることができるようにする。