軽減税率対応、消費税の端数処理変更により一部店舗で実質値上げスタート

シェアする

Voiced by Amazon Polly

消費増税が10月に控えており、同時に食品に関しては税率が8%に据え置かれるはずですが、実は今日(2019年3月1日)からわずかに値上げがなされています。
軽減税率の対応に伴い、一部店舗で今日から商品価格が1銭単位となりました。しかしながら、この措置が消費者にとっては実質値上げとなっています。

広告



今までは?

今までは商品価格が1円単位でした。したがって、各商品単位で消費税の端数が切り捨てられていました。
例えば、うまい棒は1本9円です。消費税8%が適用され9円72銭となりますが、商品単位で1円未満の端数が切り捨てられるため、100本買っても9円×100本により900円、内税0円です。

これからは?


これからは上記のレシートの通り、1会計単位で消費税が累積されます。また、商品価格が1銭単位となります。
先程の例でいうと、うまい棒1本が9円72銭となります。これが1会計単位で消費税が累積されるようになったため、9.72円×100本により972円、内税72円です。今までかからなかった72円の消費税が加算され、実質的な値上げとなります。

どういった人にダメージが大きいのか?

この消費税の端数処理変更により大きなダメージを受けるのは庶民です。1商品単位の消費税が切り捨てられず累積されるため、1商品の価格が少なく、商品点数が多いほどダメージが大きくなります。
1商品あたりの価格が安い場合、今までは消費税の端数の切り捨てによりその分消費税が軽減されていました。これからは容赦なく1銭単位で累積されれるため、特に駄菓子やもやしを大量に購入する場合において消費税の端数負担が大きくなります。

回避する方法は?

現時点では有効な方法はありません。理論上は1点単位で会計を分ければ端数の切り捨てが行えますが、現実的ではないでしょう。