ブロックというストレージ容量の単位

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多くの場合、ストレージ容量はバイト単位です。ギガとかテラといった接頭辞はつきますが、それでもバイト単位であることに変わりはありません。
しかし、ゲーム機においてはこのような単位を使わず、あえて「ブロック」という容量の単位を使用している場合があります。

Linuxのファイルシステムでは、多くの場合で1ブロックが4KBです。ただし、環境によって異なる場合があります。

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1ブロックの大きさは?

この1ブロックの定義は、特に国際的に定義されたものではありませんのでベンダーによって異なります。

ソニー

初代PlayStationで使用されています。1ブロックの容量は8KBです。
15ブロックのメモリーカードの場合、実際に保存可能な容量は120KBです。実際には、8KB別途システム用に確保されており、メモリーカード自体は128KBの保存容量となっています。

任天堂

ゲームキューブの頃から始まり、WiiやDSi、3DSに至るまでこの単位が使用されてきました。1ブロックの容量は128KBです。
従って、1GBで8192ブロックとなります。

なんで?

と私に聞かれてもわかりませんが、当時はゲーム機を使っているエンドユーザーには容量の単位を説明してもわかりづらかったという理由があるのかと思われます。
今でこそ「ギガが減る」というようにデータ量の単位は常識となりつつありますが、当時は知らない人も多かったのでしょう。したがって、都合の良い大きさをまとめて1ブロックとして計算するようになったようです。

そんなこといったら、3Gケータイ時代にパケットという単位もあったわけですが、これに関してはLTE移行時にバイト単位に変更されました。
なお、日本国内の通信事業者において1パケットは128バイトです。

結局よくわからない単位ができた上に、ベンダーによって単位も違うという事態になっていたわけですが、いずれも現行のゲーム機ではバイト単位で容量を計算および表示しているようです。
もっとも、容量の単位がバイトに統一されるようになるまでは、いずれのベンダーも独自規格のストレージ(メモリーカード)を使用していたので事実上不都合はありませんでした。そもそも1ブロックの定義の違いなど誰も気にしていなかったものと思われます。