メルカリの売上金が失効して揉めてるらしい

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メルカリで突然利用制限され、本人確認を求められてえっちらおっちら引き延ばされているうちに失効したというひどい話。


確かにメルカリ側の対応はひどいものであるのですが、全部を叩くわけにはいかないのです。このような問題は複数の要素に分けて問題を切り分け、原因をきちんと特定しておく必要があります。そうでなければ、論点がずれる恐れがあります。

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売上金の失効

今回問題部分の1つがこれですが、売上金が失効すること自体はこの手のサービスには普通にあります。
広告収入を得ている身ですが、これに関していうとしばらく申請せずに放置していると売り上げが没収されてしまうサービスがほとんどです。理由は簡単で、放置した人の債権/債務までしっかり管理していると管理コストが大変になってしまうからです。実店舗で利用されているポイントカードに概念としては近いものです。
あくまでサービス提供側は一時的に売上金を預かっているのであって、サービス自体は銀行ではありません。確実に現金として確保しておきたい場合は、こまめに銀行口座に引き出しておくべきです。多額の金銭やポイントをサービスに残したままにしておくことはお勧めできません。

仮想通貨の1つであるBitZenyの投げ銭を受け取るために「りん姫」を使っていますが、その場合でも多額のBitZenyを置いておかないように案内されており、保管する場合はウォレットを使用することが推奨されています。

つまるところ、多額の金銭の保管には然るべきサービス(この場合は銀行)を使うべきということです。

もしかすると未成年で使っているということで、銀行口座を持たずに使っている人ももしかしたらいるかもしれません。が、この利用方法は後述の通り大変危険ですのでやめましょう。
銀行口座は、多くの銀行で未成年であっても親権者の同意なしに開設することが可能です。外貨預金や投資信託に関しては制限されますが、一般的な円の入出金に関する機能は利用できるため、未成年であっても自分名義の銀行口座の開設に関しては行うべきでしょう。

自宅で書類やキャッシュカードを受け取る必要があるため、一人暮らしでなければ親に気づかれる場合はあるかもしれません。

理由なしの売上金凍結

これに関しても同様です。理由を開示することで抜け道に使われてしまうためです。
金銭を扱っている以上、盗品の売買やマネーロンダリングの恐れがあるために、この手のものに関してはそのような対応も普通です。冷たいとは思いますがこれが現実ですし、多くの場合は利用規約にて同意させられています。

本人確認の引き延ばし

これに関しては問題となり得る部分です。よほど大量の要求がない限り、本人確認に何カ月も期間がかかるわけがありません。もし実在確認が必要であれば書留を発送すればよいだけです。通常の銀行口座の開設でも、数日程度で終わるのが一般的で、数か月かかるケースは私は国内では聞いたことがありません。
また、その場合は事業者の都合で引き延ばしているのですから、売上金に設定された期限はその分引き延ばすか、確認後に支払われるべきです。

支払ってもらえたケースはあるようですが、一筋縄ではいかないようです。

終わりに

いきなり売上金を凍結して本人確認を求め、2カ月放置するメルカリもメルカリですが、多額の金銭をサービスに置きっぱなしにしておくことに問題がないとも言い切れません。
今回は一部を除いてほとんどは振り込み申請できたようですが、この手のサービスを使う場合はこまめに銀行口座に引き出しておくことが強く推奨されます。銀行口座に引き出しておけば、万一サービス側が夜逃げしたとしても、あるいはいきなり当該債権を凍結されても引き出した分の債権に関しては確保できます。

メルカリがどうかは知りませんが、「ポイントサイト 夜逃げ」で検索すれば過去に夜逃げしたポイントサイトの事例が出てきます。こうしたリスクを避けるためにも、ポイントや売上金の貯めすぎには注意し、ある程度貯まった段階で換金するようにしておきましょう。

追記

冒頭の人に関しては、その後失効した売上金の権利を回復できた模様。