さようならDigitalOcean、こんにちはAWS

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先ほどまで移行作業を行っていました。どのような移行作業かといいますと、このブログをEC2に載せ替えていました。
元々、DigitalOceanという事業者のVPSを使っていたのですが、次のような理由でEC2に載せ替えることにしました。

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DigitalOcean自体には不満がなかった

先に申しておきますと、DigitalOceanのサービス自体に不満はありませんでした。
したがって、ネガティブな理由での移転ではありません。では、なぜそれでも載せ替えたのかは次に記載します。

アクセスが少なすぎて、リソースに無駄があった

複数のサイトを1台のサーバーに集積することで空きを減らす努力はしたものの、それでもこのサイトに関してはアクセスが少なすぎたため、CPUの稼働率が非常に低い状態でした。
CPUの使用率が低くても高くても料金は変わらなかったため、無駄な状態でした。この無駄をカットするため、EC2への移転を試みました。

Lightsailへの移転は?

確かにLightsailに移転する手もありました。しかし、EC2の場合はより細かいメトリクス、具体的にはCPUクレジットの残高を確認することができるというメリット、またt3.nanoにより、2vCPUが利用可能(5%のベース欄が2仮想コア分)という点を重視して採用しました。
趣味程度のサイトであれば、スポットインスタンスを稼働させることでさらなるコストの削減を行うこともできると判断しています。t3.nanoのスポットインスタンスはめったに停止しないためです。

転送量が少なすぎた

DigitalOceanでは最小の5USDプランで稼働させていたのですが、このプランでは月間1TBまでの上り転送が可能でした。十分すぎる値ですが、このデータ転送に関してもほとんど行われませんでした。
月間で2~3GBにも満たないほどの少なさであったため、EC2の転送量課金に関する懸念は薄いと判断しました。万一に備えて、Virtualminで総量規制を実施、月間転送量が想定を遥かに上回った場合は一時的にサービスを停止するようにしています。

EC2を扱いたかった

単純に、EC2を使いたかったというのもあります。どんどんAWS沼に嵌っている気はしますが、気にしません。

結局何が理由なのか

最終的には、使ってもいない高い固定費を削減することが目的でした。確かに定額であれば安心はできますが、一方で常にピークを見越したリソースを確保しておかなければならず、アクセスや負荷が少ない場合に丸々無駄になっていました。
AWSの場合、使った分だけ支払うことが可能であるため固定費を削減できることを期待しています。クラウドの神髄はこの部分にあり、必要ない場合は利用をやめることで料金の支払いを抑え、節約することができるというメリットがあります。逆に、必要であれば料金を支払うことで短い時間で性能を上げることも可能です。

もちろん、転送量が莫大なサービスはAWSに乗せるのは難しいため、そのようなサービスは引き続きAWS外で実行するようにしています。

料金

最終的な維持費は、次のような見込みとなっています。リージョンはオレゴンとしています。
t3.nano – 3.8688USD(0.0052USD/時間)
EBS – 1.10USD(GP2x11GiB、0.10USD/GiB-月)
-EBSは、システム用に8GiBを確保し、スワップ、/home、/var/lib/mysqlに各1GiBを割り当てています。
通信料金 – 0.09USD/GB

総額 4.9688USD+転送料金+消費税

あまり安くなってない気がしますが、AWSの場合必要に応じてスケールが可能なため(スケールダウンすることも可能)、将来を見越した安心料として考えています。
なお、t3.nanoに関してはスポットインスタンスを利用することで、現時点では1.1904USD(0.0016USD/時間)まで抑えることができます。継続的に動かす予定があればリザーブドインスタンスを買ってもいいのですが、この場合は0.002~0.004USD/時間となるため、現在は様子見をしています。