自作AMIでT3インスタンスが起動できない問題について

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スナップショットの取り方次第では、ENA(Elastic Network Adapter)有効のフラグが適用されずT3インスタンスをAMIから起動できない問題が発生します。
元々のEC2インスタンスおよびAMIにてENAが有効なことが前提ですが、それでも起動できない場合はスナップショットの取り方およびAMIの作り方が間違っていることが原因である可能性があります。

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間違ったスナップショットの取り方

先に間違った方法を説明します。正しくない方法としては、Elastic Block Store内のVolumesから、Create Snapshotを行い、SnapshotsからCreate Imageを行ってAMIを作成する方法となります。

この間違った方法では、ENAが有効という属性がAMIに適用されないため、結果としてENAを必須とするT3インスタンスが起動できない状態に陥ります。
具体的には、次のようなエラーメッセージが表示されます。

Instance type is disabled.
This instance type requires ENA support. To enable this instance type, return to the previous step and select and AMI that is enabled for ENA.

正しいスナップショットの取り方

正しいスナップショットの取り方としては、Instancesから当該インスタンスを右クリックし、Image→Create Imageをクリックします。

この操作を行うと、自動的にAMIも作成されるため、ENAに関する属性も引き継がれます。

間違った方法でスナップショットを取ってしまったら

この場合、一度T2インスタンスなど、起動可能な他の種類のインスタンスでAMIから起動させます。
起動後、AWS CLIを使用しENAの有効化を確認します。
コマンドとしては、次の通りです。
aws ec2 describe-instances --instance-ids (インスタンスID) --query "Reservations[].Instances[].EnaSupport"
trueが返ってくれば、そのインスタンスはENAが有効です。正しい方法でスナップショットおよびAMIを再作成してください。
返ってこない場合は、OS内でENAが有効であることを確認し、インスタンスを停止します。その後、次のコマンドを入力します。
aws ec2 modify-instance-attribute --instance-id (インスタンスID) --ena-support

インスタンスを終了すると、せっかく起動したインスタンスが消えてしまいスナップショットを取得できません。

有効化後、上記の手順でENAが有効化されていることを確認し、正しい方法でスナップショットおよびAMIを再作成してください。正しい方法でスナップショットおよびAMIを作成したら、元のAMIおよびスナップショットを削除してください。

先にAMIを登録解除しないと、関連付いているスナップショットは削除できません。